カテゴリ: 静岡


横山商店 (玩具卸問屋)

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すてきな駄菓子屋を見つけた。
玩具卸問屋、と銘打っているが、小売りもやっていて、普通の人もふらっと店に入ることができる。

ラインナップは、 駄菓子屋においてあった玩具、がメインだろう。ブリキおもちゃや、ゴム駆動プロペラ飛行機、ベーゴマに引きものの20円シール、スーパーボールくじ、プラモデル、と充実している。おもちゃだけでなく、もちろん駄菓子も置いてある。

特筆すべきは、古いものが置いてある、ということ。
「東京なんかじゃ、もっと高く売ってるんだけどねえ」
と話す店主。
でも、引き物の20円くじの相場が1,000円、と、きっちり値上がっている(20円×30本なので、定価は600円)。

こういうの好きだなあ、と、20円くじを眺めていると、全部奥のまでひょいひょい出してくれて、やたら購買意欲を誘われてしまう。
ガンダムのブロマイドとか、当たりだか集めて応募だかでもらえるパネルもいっぱい出してきて見せてくれたが、1枚8,000円相場は、ちょっと無理。すみ ません。無理でした。800円なら1枚くらい買うが、8,000円は厳しい。まんだらけの値付けと近いものがある。

結局、20円くじを数点お買い上げしてしまった。
なんにしても、また覗きに来たい店である。


<総評>

お気に入り度 ★★★★(すてき)
リピート度 ★★☆(商品入れ替えがあまり望めないだけに……、数ヶ月に一度、くらいか)

<購入物>
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20円くじ引き物 2点 各1,000円

・ザブングルカード
・天界VS魔界 ドキドキマンシール(ビックリマンの亜流)


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20円くじシール 各2,000円

・タッチ
・スーパーマリオ2




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シンムラCOMPANY しずおかかっぱばし (厨房設備屋)



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静岡市常磐町2-2-4
TEL 054-251-1151
夜間    251-1152
FAX 054-251-1153

http://www.shinmura.co.jp/


店舗広さ ★★★★
陳列密度 ★★☆
店舗熱意 ★


なんだか面白そうな店があったので入ってみた。

静岡中央銀行は使えねえなあ、と思いながら車に向かっていると、おでんの鍋(というのか機械というのか)が売っている。これははじめて見たぞ。こんなもの、ホームセンターにも置いてないだろう。東京でも見たことない。「静岡おでん大革命」「富士山静岡鍋」ののぼり。おでんの革命って、なんだ?

これは、ひさしぶりに入ってみたい店だ。しかし、客の気配がまったくない。もしや飲食店向けなんだろうか。一般人がおいそれと入っていいのだろうか。
でも、入り口はこんな感じにフレンドリーなので、きっと入ってもいいのだろう。もしなんか言われたら、飲食店従業員ってことでごまかそう。

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中に入ると、棚卸中なのか、店員っぽい人が3人くらい、在庫を数えている。
あとから入ってきた人も関係者っぽい感じで、客はほかにいない。
で、いりぐちは、鍋や業務用のガス台、学食で使うような大きな炊飯器、フライパンなど、業務用厨房設備が並ぶ。

そして、一般でも使えそうな食器・お盆など(業務用なので、そば屋によくあるようなお盆ばかりで、あまりデザイン性はない)を見ていく。あまり面白くな かったかもなー、と、思った矢先、きたきた。お祭りや遊園地なんかのフランクフルト屋で、ケチャップ・マスタードが入っているアレ。アレが売っていた。

↓コレ(レジ近くだったので写真撮れず)
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ディスペンサーというらしい。

色は、赤・黄・透明の3種。サイズも大・中・小とあり、目的別(ケチャップ・マスタード・マヨネーズが一般だと思うのですがいかがでしょう)に選べる。価格もお手ごろで、中サイズで200円くらい。うっかり買いそうになる。
というか、買おうと思ったのだが、これ、先端を鋏で切らなきゃいけないんだよね。組み立て家具についてくるボンドみたいに。つまり、ケチャップ入れたら、短期間で使い切ることを想定して作られているよね。ふたがないもんね。

そこで思いとどまり、断念。
醤油注しやラー油の瓶も売っていて、無駄に買ってしまいそうになる衝動を抑えつつ、店内を回る。

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食器たち
店内吹き抜け上部より撮影

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蕎麦のハコ。欲しい。2000円くらいから。

あと目を引いたのは、まるで文房具屋のボールペン売場のように壁の一角を占める、スプーン、ナイフ、フォークたち。
スプーンにこんなにたくさん種類があるのかというほど。

普通のスプーン、コーヒースプーン、いちごスプーン、グレープフルーツスプーン、アイス用スプーン、先割れスプーン、小さいスプーン、大きいスプーン。山田詠美がなんぼのもんじゃ! と思わせるほどのスプーンの種類だ。写真撮りたかったぜ。

いちごスプーン買おうか迷ったよ。でもいちごは潰さないで食べる派なので買わなかった。
まったく危ない。豊富な種類と手ごろな価格で、無駄なものをつい買ってしまう、ユザワヤ的魔力がこの店にはある。
ちなみに、安いスプーンで80円/本、高いものでも200円/本くらい。

でも、スプーンは買わなかったけど、レンゲを買ってしまった。
インスタントラーメン食べたときに、あったらいいのになあ、と思っていたのでちょうどよかった。


<総評>

お気に入り度 ★★★★(かなり満足)
リピート度 ★★☆(スプーン欲しくなったら行く)

<購入物>
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レンゲ2個 190円(95円×2)




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クロンボ 曲金店 (食事屋)

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静岡県駿河区曲金4丁目1-8

054-281-4425
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店舗広さ ★★★
陳列密度 ★★☆
店舗熱意 ★★★


ハンバーグとドリアとパフェの店。そんな感じのものが食べたくなったので行ってきた。
しかし、この店は昔から変わらないね。

上の写真でもわかるように、外観はまるで寂れたペンションのよう。ここがパフェ屋だなんて、地元の人しかわからないんじゃないだろうか。
さらに片側二車線道路のため、ぐるっと回って左折で入るのだが、歩道橋のすぐ横、という立地の悪さのため、初見では難易度が高い。看板もまるっきり隠れている。道路を走っていただけでは、まったく見つけられないのだ。

そんな難関を通って、ドアを開ける。
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ケーキのケースやメニューなど。
ここだけ見ると、普通のファミレスか喫茶店のようだ。いや、普通ですが。


メニュー
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ドリア・カレー

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スパゲティなど。値段も普通。

と、ここまでは一般の食事メニュー。ここからがパフェ屋の本領発揮。
テーブル下に敷いてあるメニューは一面パフェ。

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ん……? 右下に、8000円のパフェがあるよ。寄ってみようか。


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パフェタワー 8,000 
パフェ・ド・キャッスル 3,500

タワーよりキャッスルの方が大きそうなネーミング、という感想はおいといて、これ、なに? タワーの真ん中はなにでできてるの?
甘いもので大きいもの、って、途中で飽きるんだよね。カレーとかラーメンは大きくても最後まで食べられるのに。
こんなバケツパフェ、どのくらいのペースで出るんだろう。食べた人いたら一報ください。

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いつからかこんなオーダーメイドパフェとかやってたのね。 YOU! のっけちゃいなYO! と言うクロンボくん。
パフェにハチミツソースって、斬新ですね。見たことない。冷たいものにハチミツ、って、合うのかしら。


で、頼んだものはこちら。
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ハンバーグドリア。奥はミートドリア。
普通ですみません。

熱かった。 味も悪くない。

 


<総評>

お気に入り度 ★★★☆(まあまあ)
リピート度 ★★★(ドリアかハンバーグが食べたくなったら)

大きいパフェに誰か挑戦してください。



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そばきり玄山 (そば屋)


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静岡市駿河区下川原南 16-2
午前 11:30 ~ 午後 2:00
午後 5:00 ~ 午後 8:00
(売り切れ時閉店)
定休日:月曜日
TEL 054-270-7339


店舗広さ ★★
陳列密度 ★☆
店舗熱意 ★★☆




実家に帰ったときのこと。
そういえば、甘物屋があったよな。 色々言われてるけど、病院が建ったおかげでこのあたりも開発されたよね、と、目指していったら、休み。
うーむ、これはいかん、腹が減ってきた、と、となりの蕎麦屋に入店。

昼時なのに客がいない。平日だからか?
静岡という街は、平日昼間は稼げないんだよねー。本当にわかりやすい。

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店名の「玄山」からは、山梨でうまかったそば屋「玄」を思い出させる。 

が、しかし、不安もよぎる。
一番初めの写真を見ていただきたい。

まず蕎麦屋の店構えではない。
暖簾が出ていなければ、ただの住宅、一軒家であり、見過ごしてしまう。

そして、「蕎麦屋」の概念が一瞬で覆されるような店内。失礼だが、ここまで綺麗な蕎麦屋に入ったのは初めてだ。

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写真でもわかるが、下駄箱にスリッパ。
お上品な喫茶店のよう。

注文……。ブレンドとケーキセット……、は、ありませんね。やっぱり蕎麦屋ですね。

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なんだかいろいろあるが、まずはシンプルにせいろがいいかしら。
手挽き、ってのがあるな、それにしよ。

「竹やぶ」みたいに量が足りなかったとしても、おかわりできるのはいいね。

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うん、まあ、そこまで量は少なくない。
運んできたお姉さまがひとこと。

「まずはつゆをつけないで召し上がってみてください。味はお塩でうんぬんかんぬん……」

いや、蕎麦ツウの人たちはそうやって味わうらしいけどさ。
まあ、うん、このくらいの蕎麦ならそうやってもいいけどさ。
やっぱりつゆで食ったほうがうまいね。これは個人の問題だな。
つゆつけなくてもいいぜ! っていう人は行くといいよ。

とまあ、いろいろと書いてきたが、総評としてはグー。うまかった。
ちょっと足りない感もあったけど、八分目ということで、そこも満足。

山梨の「玄」と近い感じの蕎麦でした。

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14名まで宴会可


<注文物>

・手挽きせいろ 800円 


<総評>

  • 見つけにくい
  • 入店するのに抵抗ある
  • 慣れれば通う

リピートしたい度 ★★★★ (実家帰ったとき)
満足度 ★★★★ (いかにも、な「蕎麦屋」を想像していると落ち着かないかも)


【08.09.06】


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(株)オオイシ (文具・事務用品)

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営業時間不明
054-252-0512
静岡市紺屋町3-4


店舗広さ ★★★
陳列密度 ★★
店舗熱意 ★★




文房具屋レポその2。
呉服町通りを旧西武に向けて歩いていたら、見慣れないものを見て、
入り口の富士山消しゴム、いちご鉛筆に惹かれて足を止める。

03.jpg←15センチの簡易定規つき。

あー、静岡のおみやげに
いちごえんぴつ、是非!

高校卒業まで18年住んでいて、ちょくちょく帰省もしていて、それなのに見るのは初めて。
きっとあたらしい静岡みやげのスタンダードだね。
帰省のたびに買って帰ろう。

店内へ。
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事務用品が充実している感じ。いかにも「仕事用」の雰囲気漂う商品たち。
まちがってもペンの種類を迷うほど置いていたりしない。

すみっこで、
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これー! 発見。
昔、意味なく買ってもらっていた。転写するやつ、なんていうのこの商品名。
スクリーントーンみたいなのだよ。

何年もそこに鎮座している雰囲気を醸している。
色落ちしてるのはもちろん、よれてる。
きっと、20年ほどの棚卸を潜り抜けてきた猛者もいるだろう。
果たしてその20年ものを買ったところで、使えるのだろうか。

金賞シールなんかもこの周辺にあり。「ごほうび」がなかったのが残念。

そのとなり、
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きたきた。
無駄に買ってしまいそうなものたち。
カラーテープ。
誕生日なんかに活躍しそう。

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更に、折り紙コーナー。
業務用(?)折り紙と、高級千代紙を取り揃えていて、いかにも、という子供用100円折り紙は置いていない。さすがだ。


  • 事務・経理向け ★★★★(まんぞく)
    まさに事務向けの店。
  • 学生向け ★★☆(ふつう)
    ペン類は印象に残っていない。工作用品や模造紙はそこそこある感じ、ポスターカラーなんかもあるが、色が足りないかも。
  • キャラクターもの ☆(ほぼない)
    リラックマのはんこ入れがあった
  • 高級もの ★★(一応)
    レジ前に万年筆っぽいのあり

(★の数は、量ではなく満足度をあらわす)


<総評>

  • 昔の文房具屋、ってこんなだったよね
  • 街中、という立地から、学生向けはあまり置いていない。周囲の商店をターゲットにしているのか
  • 売り場面積が小さいながら、無駄に買ってしまいそうなラインナップ
  • 無駄にクリップ買ってしまった

リピートしたい度 ★★★ (時間有り余っていたら)
満足度 ★★★ (一般的文房具屋満足度)

【08.05.12】


【購入物】

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・静岡方言はがき 150円
・ペンギンクリップ 525円


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