万葉(食堂?)
鹿児島県大島郡天城町大字平土野(へとの)27-9
0997-85-2515
店舗広さ ★★★★★
陳列密度 ★☆
店舗熱意 ☆
徳之島出張中に、「なんか食べる店ないですか」と聞いて、言われた店がここ。住んでたのは亀津だったんですけど。まったく島の反対側なんですけど。
入り口からなんか物々しい、というか、統制の取れてない雰囲気だなあ。 そんなところが島っぽいといえば島っぽい。
どうやら徳之島の住人は、あまり細かいことを気にしないらしい。店なのにのれんが出ていなかろうが、窓ガラスが曇っていようが、椅子が使い込まれてガビガ ビだろうが、あまり問題ないのだ。小奇麗な店は、島外から来て居ついた人か、ファミレスのようなチェーン店だ。
玄関(「入り口」というより「玄関」といった方がしっくり来るよね!)を開けると、左側のちょっとしたバーのような部屋に通される。ちなみに右側は宴会が出来そうな大広間だった。
メニューを立てている同行者。
実は、このテーブル、ゲーム筐体だ。テーブルクロスでよくわからないが、たぶんもう動かないだろう麻雀筐体をそのまま使っている。ちょっと食事をするには高さが合わない。
徳之島の住人は、あまり細かいことを気にしないらしい。
この手作り感溢れるメニューも、よくがんばったな、ワードで作ったのかな、なんて考えてしまう。
さて、メニューのラインナップを見てみよう。
カレーが幅広い。そんなカレーの中に刺身定食もあり、まあ海辺だから魚は採れるだろうけど一抹の不安がよぎる。
そしてビーフステーキとすき焼き、餃子まで提供するとは。
まったく使いまわせそうにないメニューを見て、在庫コスト高そうだな、などと余計な心配をしてしまう。
……ん?
……なんだ、これは。
↓これ
オレンgj-ス 300円
シクわサー 300円
文字化けしとる!(タイプミスだって)
徳之島の住人は、あまり細かいことを気にしないらしい(大事なことなので3回目)。
しかし、これ、80歳のばあちゃんが注文しようとしたら、読めないぞ。
2ヶ月も住んでいると、すっかりこちらの価値観に順応してしまって、カリカリした都会の生活がバカバカしくなってくるから、人間とは不思議なものだ。
<総評>
お気に入り度 ★★
リピート度 ★(島に行ったら寄るかも)
